蔵のある町
こんにちは✨石巻店の平元です👍
今回は今年の夏の思い出を作りに(?)建築の勉強もかねて蔵を見学に行きましたのでご紹介します🌈
日本有数の豪雪地帯である秋田県横手市の増田町は、江戸時代以前より商業で栄えた町だったそうです。
この地域の蔵の特徴は蔵の中に生活空間を持つ「内蔵」です。2階に大事なものをすべてしまい、1階にはその家の当主あるいは特定の家族の居室として使われていました。
こちらは佐藤多三郎家【市指定文化財】です。
驚いたのは外観からは中に蔵があることが全く分からないことです‼
中に入ると
重厚な蔵の入り口が現れます
そして1階はというと、座敷になっています
蔵の周りは廊下になっており、はしごがかかっていました。
これはいざ火事が起きた時に上に上り、蔵の窓を閉めるためだそうです
蔵の材料もかなり吟味しており、豪華な蔵を競って建てたんだそうです🙀
そして肝心の二階は
ものすごい梁が入ってますね🔨
椿鬼奴さんも番組でここで結婚式をされたそうです👰🏽旦那さんが秋田の方なんですね☺
こちらの見学は有料になりますが、とても詳しく説明をしてくれるのでとても勉強になりました。
他にも、この時代に珍しい木造三階建ての旧石田理吉家【市指定文化財】
旧佐藤與五兵衛家
そして
稲庭うどんが食べられる佐藤養助商店漆蔵資料館【国登録有形文化財】の2階はとてもゴージャスでした
(置いてあるバケツは雨漏りではなく湿度の調整だそうです)
このように材料の説明もあり、今ではなかなかお目にかかれない貴重な材料が使われていることがよくわかります。
とても見応えがあるのでぜひ皆さんも行ってみてくださいね😁💕