シアタールームへのリフォーム
こんにちは!泉バイパス店の黒田です^_^
本日は前回の続き、本格的なシアタールームへのリフォームについてです!
前回はスクリーンサイズや視聴距離等についてお話しましたが、
今回はスピーカーの配置と調整、防音対策についてお話したいと思います。
- スピーカーの配置と調整
ホームシアターの場合は原則、5つのスピーカーでリスナーを囲み立体感を出し、
重低音を受け持つサブウーファーによる空気感を演出します。
これが5.1チャンネルと呼ばれるものです。
ブルーレイやDVDに収録された音声は、前方3チャンネル、後方2チャンネルにサブウーファーを加えた
5.1チャンネルでの再生を想定してつくられているため、この配置が基本となります。
リアスピーカーの位置は耳の高さが理想ですが、極端な位置にならなければ、天井付などで問題ないです。
また、その他にも2つの方式があります。
①バーチャルサウンド方式(フロントスピーカーのみ)
特に配置を選ばず、壁面の反射を利用します。
②フロントサウンド方式(センタースピーカーのみ)
自動調整機能で補正が効くため、左右どちらかが極端な位置にならなければ問題ないです。
- ホームシアターの防音対策
ホームシアターにとって「防音」は最初に考慮すべき課題であり、基本といえます。
ホームシアター導入では、二つの対策が必要になります。
①音源から直接聞こえる音や空気の漏れによる「空気伝播音」 (例:楽器の音や人の声)
窓を閉めることを前提として、通気口などの開口部をふさぎ空気の漏れを低減させることで、効果的に遮音できます。
②壁や床など、個体を伝わって聞こえてくる「個体伝播音」 (例:2階の足音や電車、トラックの振動音)
窓やドアはきっちり閉じても、壁面より音が通りやすいです。
そこで遮音カーテンや2重サッシを利用することにより、効果的に遮音できます。
- 部屋の配置による防音対策
書斎や寝室など、静寂性が必要な部屋、また逆に、キッチンやリビングなど、
騒音源となりそうな部屋から離れた部屋をシアタールームとして確保できれば、騒音による問題は軽減されます。
部屋と部屋の間が、押し入れやクローゼットになっている場合も防音効果が期待できます。
ホームシアター設置にもたくさんポイントがありますが、
私は、自分がいちばんこだわりたいところにお金をかけて楽しむのがいいと思います!
「ホームシアターを設置したい!」と考えている方は、ぜひ参考にしてみて下さい。