バッサリ伐採
こんにちは!
日ごとの寒暖差で参ってしまいそうな古川北店の秋山です!
皆様も体調には十分お気を付けください
さて、今日はタカカツが大好きな杉についてお話します。
杉といえば秋山のように花粉を連想してしまう方もいらっしゃるかもしれません・・・
それはさておき、、
タカカツでは自社の製材工場を持ち、地元大崎の杉を木材として利用し、
「ふるさと杉」として利用拡大を図っています。
肌触りが良く、暖かく、木材として素晴らしすぎる杉ですが、
今日はその杉の森林についてのお話です!
ところで、「木材として利用するために木を伐採する」ということに
マイナスのイメージを持っている方もいらっしゃるのではないでしょうか??
秋山も製材工場ができるまでは、なんとなくそう思ってしまっていました。
ところが、広い意味では全くの逆なのです!
まず背景として日本の森林の現状です。
戦後の木材需要の拡大により「拡大造林政策」が布かれた日本では、
「銀行預金よりも植林!」とまで言われ、針葉樹林が大幅に拡大しました。
しかしその後の燃料革命によって家庭の主な燃料が薪や炭から電気・ガス・石油に置き換えられ、
さらに1ドル360円の時代が終わり、円安になったことで海外産の木材の輸入量が大幅に増えたのです!!
それにより、昭和30年ころには9割だった木材自給率が2割まで低下し、
国土の67%が森林なのに木材の8割を海外からの輸入に頼るという
何とも不思議な状態になってしまっているのです
そこで、以前の秋山は、
「森林がいっぱい残ってるならその方が環境に良いんでは?」
と思っていました。
しかし!植林された人工林は自然の雑木林とは異なり、
「手入れ」をしないと荒廃してしまうのです。
荒廃すると台風による被害を受けたり、大雨によって土砂崩れや山腹崩壊を引き起こしたり、
さらに、収穫期を迎えた木は二酸化炭素を吸収する働きが低下してしまうなど、
まさに悪いことだらけ・・・
なので、収穫期を迎えた木は伐採し → 植林 → 育てる → 伐採!
というサイクルを回すことこそが環境を守り、安全を守ることにつながるのです!!
↑台風の被害を受けた森林
そこで、タカカツでは、、、(以下タカカツHPより引用)
『製材事業には、地元産木材の利用拡大で環境保全に貢献するという方針があります。
豊富な森林資源に恵まれているものの、輸入木材に押されて林業は衰退し、
製材施設や製材した木材を乾燥させる施設などの整備が立ち遅れているという状況下にあります。
木造建築物は、CO2を放出せず固定化させる役割もあり、温暖化防止の一助にもなります。
今回の工場稼働により、地元を中心とした「ふるさと杉」の利用拡大を図り、
また住宅以外の大型木造建築にも積極的に取り組んでいくことで、地方の森林を守り、
環境保全に貢献していく方針です。
また地域産業の振興により、地域に新たな雇用を創出するという狙いもあり、
今後の安定的な雇用創出に努めていきます。』
ということで、これからもタカカツグループは地域のため社会のため精一杯頑張ってまいります!
「ふるさと杉」は木材としての質も非常によく、まさにオススメです!
もちろん、私たちリフォームのたかかつでも「ふるさと杉」を使用したリフォームが可能です。
ショールームには展示コーナーもございますので、気になった方は是非遊びに来てみてください
以上、花粉さえなければ杉を100%好きになれるのにな、、、と思う古川北店の秋山でした!