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おばさんコーディネーターのDIY

こんにちは

泉バイパス店コーディネーターの三浦です。

 

自宅のエントランスにあるこの階段。。。

周り階段で、回転軸の側に手すりがついているのですが、

3段目の踏面(写真の赤矢印の幅)がとても少ないのです。

法律上は、回り階段の場合 回転軸の側から測って30cmのところで15cm以上の

踏み面が必要なのですが、この階段は13cmしかありません。

足の悪い母親が降りる時に危ない!と思い自力で改修することにしました。

 

既存

 

「3段目を踊り場にして、2段目は現状の1段目の位置にして、新しい1段目を手前に増やす」

まずは、思い描いたように化粧ブロックを並べてみます。

 

化粧ブロック

 

うん、こんな感じ こんな感じ。

奥のコーナー部分は花壇にする予定です。

まずは、砂とセメントと水を混ぜます。

 

モルタル

 

全体に水を撒いて、セメントとの接着を良くします。

 

水撒き

 

本来ならば、型枠を作り化粧ブロックがコンクリの圧に負けないように

抑えるのですが今回は型枠工事を省略するために、まずは化粧ブロック

にコンクリで法面をつけて固め、乾いてから全体にコンクリを流すと

いう作戦にして、工事を2日に分けて行うことにしました。

 

法面作り作業です。

 

型枠省略1型枠省略2

 

この時、雨がポツポツと降って来ました。

この時6月中旬、天気予報はこの後大雨です。

養生をして、きちんと固まる様に神様にお祈りし、

次のお休みの日まで待ちます・・・

 

乾燥

 

工事2日目です。

どうやら大雨で流されることは無かった模様。

今日作るコンクリは適当ではなくキチンと作らねば!

・・・ということで階段のレシピです。

 

レシピ

 

コンクリを作って流すのは重労働なので、

砂利とブロックを割ったものでかさ増しします。

 

かさ増し

 

次は表面が割れないようにメッシュ筋を入れます。

 

メッシュ筋

 

次にやっとコンクリを流すというメインの作業です。

 

コンクリ

 

コンクリを流すと、

表面に水が浮いてくるので、

コテでスベスベして表面を滑らかに整えます。

これまでの腰に響く重労働とは180°異なる繊細な作業です。

左官屋さんはきっとこの工程が一番好きなのではないでしょうか。

 

昔、尊敬する基礎屋さんの基礎工事の手伝いをしていた時、

型枠にコンクリートを流し込みながら基礎の天端をコテでならす作業中に

「コテをコンクリから離した瞬間にコテ先端の尖がり部分の跡が

コンクリートに残らない様にするには10年かかるんだよ」

と教えられたことがありました。

いい思い出です。

またあの職人さんと一緒に現場作業をしていい汗かきたいです。

 

3段目の完了です。

 

3段目完了

 

下の写真はスベスベを楽しむ私の写真です。

 

2段目完了

 

1段目も完了しました!

次はホウキで刷毛引きします。

この時、曲がったラインをつけてしまうとカッコ悪いので

慎重に慎重に。この作業の為に新品のホウキを準備しました。

 

完了

 

これを乾燥させれば出来上がりです。

今はまだ花壇の植え込み作業が思うように出来ていないので

完成した写真はまた今度、別のブログでUPさせて頂きます。

お楽しみにして下さい!