よく聞かれることについて
みなさんこんにちは。
泉バイパス店の下田です。
2月ですが今年初ブログなのであけましておめでとうございます。
私は数多の生物を飼育している身でありますが、
その旨を伝えた方々によく聞かれる質問があります。それが…
「その生き物はどうやって飼育しているの?」
といった質問です。
私は主に爬虫類のことを話すことが多いので
簡単にですが爬虫類についてお答えしたいと思います。
爬虫類には(飼育する上で)大きく分けると2種類存在します。
それは「昼行性」か「夜行性」です。読んで字のごとく昼に起きてるか夜に起きてるかの違いです。
昼行性の爬虫類には昼に活動するだけに理由があります。
それは太陽光に含まれる紫外線を浴びるためです。
(紫外線を浴びて体内にビタミンD3を作り、摂取したカルシウムの吸収を促すため)
なので飼育するためには紫外線を放出するライト、体を温めるためのバスキングライト、
お腹を温めるパネルヒーター。そして生き物の体に合った大きさのケージが必要になります。
これらの初期設備には(生物の大きさによりますが)5万円ほどかかります。
また餌に関しては赤ちゃんなら毎日、大人なら2~3日に一回、
昆虫を食べるものや野菜を食べるものがいるので、その生物に合った食べ物を与えます。
初期設備をそろえられたり虫が苦手でなければ、飼育するのは簡単だったりします。
主にペットとして主流の昼行性の爬虫類は、トカゲやカメが該当します。
人気なのはフトアゴヒゲトカゲやカナヘビ、リクガメの仲間ですね。
次に夜行性の爬虫類ですが、
彼らは紫外線を必要としないので(自ら体内でビタミンD3を作れるため)
大きめの虫かごだけで飼育できます。初期設備も3千円くらいで揃います。
餌は昼行性と変わりありません。
主にペットとして主流の夜行性の爬虫類は、ヤモリやヘビが該当します。
ヒョウモントカゲモドキやクレステッドゲッコー、ボールパイソン等が有名です。
爬虫類は寿命が長いものが多く、長く可愛がれるのでおすすめです。
最近では女性の飼育者も増えてきているので、昔よりは価格も安いので
是非とも飼育してみてはいかがでしょうか。