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住宅ローンについて

電卓 ペンこんにちは。

泉バイパス店不動産課の渡邊と申します。初めてのブログ投稿です。どうぞよろしくお願いいたします。

私からは不動産、住宅購入に関することについて投稿していきます。

第1回目は住宅ローンについてです。

1.金融機関の審査について

住宅ローンを借りるためには、金融機関の事前審査、本審査を通過する必要があります。

返済期間も35年(近年40年の金融機関も有)と非常に長いので、お金を貸す側の金融機関(銀行・信金・労金・ネット銀行など)としても、返済能力があるかどうかというとことがポイントとなっています。

基準の可否は、年収、年齢、勤続年数、個人信用情報、健康状態(団体信用生命保険加入の場合)を基準としており、借入可能額については、年間の返済額が年収に占める割合(返済負担率または返済比率)をもとに算定されます。 金融機関によって基準が異なりますが、返済比率35%(年収400万円未満の場合は30%)以内を基準とする金融機関が一般的かと思います。

※返済額とは、利息も含めた金額のことで、審査用の金利(審査金利)を決めて返済比率の計算をします。審査金利は銀行によって異なりますが、2.0~4.0%と金利が上昇したことを想定して計算をします。
※フラット35については、審査時点の実効金利(ブログ記載時点では1.25%)で審査されますから、返済比率の観点からすれば他の金融機関に比べて大きな借入れをできる可能性があります。

2.年収別・借入可能額の目安表

こちらの表から、ご自分の年収に近い欄をご覧ください。

借入可能額:金利1.2%(元利均等)・返済期間35年・返済比率35%

年収 借入可能額(月返済)
300万円 2571万円(7.5万円)
400万円 3999万円(11.7万円)
500万円 4999万円(14.6万円)
600万円 5999万円(17.5万円)
700万円 6999万円(20.5万円)
800万円 7999万円(23.4万円)

※上記はフラット35のローンシュミレーションを参考にしております。他金融機関で審査する場合は審査金利で計算をするため融資額が大幅に減少する場合がございます。
※また年収については世帯年収(年収の合算)を行うことが可能です。

3.ローンを組むなら早い方が安心

住宅ローンの返済期間は35年や40年まで設定できますが、多くの銀行が完済時年齢を前後80歳と規定しています。 35や40年ローンを組めるのは、それぞれ39歳、44歳までということになります。

(例) 借入額3,000万円 金利1.2%(元利均等返済)について

・返済期間35年の場合 月々の返済額 87,510円

・返済期間20年の場合 月々の返済額 140,661円

上記からもわかるように返済額だけで判断をするならローンを組むならなるべく早い方が最良ということになります。

4.住宅ローンの実際の適正金額はいくら?

返済に追われる大切なのは融資限度額=返済できる金額ではないということです。

しっかり家計に見合った返済を行うことが大切で、返済期間無理なく返済していけるのかという観点で見ることはとても重要です。

それぞれの家庭によって違いますから専門家(不動産屋、ファイナンシャルプランナー等)に相談することをオススメ致します。

ご質問があればお気軽に渡邊までご相談ください。