スタッフ日記
羽化・続
みなさんこんにちは。泉バイパス店の下田です。
先月、私はここでクワガタの羽化についてお話させていただきました。
やはり飼育下になくても春~初夏は自然界においても同様で、
私がいる泉バイパス店の脇にある草生えてるところにも
新たなる生命の循環の一環を実感したのでお知らせしたいと思います。
この写真、とある昆虫の幼虫なのですが何かわかりますでしょうか?
実際にこの虫が泉バイパス店のまわりにいっぱいいました。
数日後、彼らはみなこのような姿になっていました。
これが上の写真の虫の蛹(さなぎ)の状態です。
全然違いますね。どんな成虫になるかだいたい予想できる形になりました。
動くことができない状態なのにこんな目立つ場所にいて少々心配しておりましたが…
無事、成虫になることができました。
そうです、テントウムシです。
この個体は上の蛹の写真の個体と同じものになります。
具体的にはナミテントウという種類で、
一般的にてんとうむしは背中の斑紋の数で区別されがちですが
このナミテントウは地域や個体差で背中の斑紋は0~19個になることがあります。
日々減少しつつある自然のなかでもこのように生命の神秘に出会えることもあるので、
みなさんも探してみてはいかがでしょうか。