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路線価が発表されました

泉バイパス店不動産課の小野寺です!

今月7月1日に国税局から2020年分の路線価が発表されました!

路線価とは、相続税や贈与税の算定基準となる、道路に面した標準的な宅地1平方メートルあたりの土地の評価額で、相続税路線価、倍率価格、相続税評価額とも呼ばれます。

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路線価は、地価公示価格や売買の実例、不動産鑑定士による評価などを参考に定められています。

全国の標準的な土地の価格を調査・公表する指標が地価公示価格で、路線価は相続税や贈与税の課税額を決めるための指標です。土地の面積に路線価をかけることで土地の相続税の課税額を割り出すことができます。

路線価の目安は、地価公示価格の8割の額とされています。公示価格は路線価に先がけて毎年3月下旬に発表されるので、これをもとにその年の路線価を予測することが可能です。

土地取引の基準として発表される地価公示価格や、公示価格の8割を目安に定められる路線価は、実際の売買における価格を推測する際に役立つ指標です。

東北6県の平均変動率は1.2%プラスとなり、5年連続で上昇しているそうです。上昇率は前年比0.1ポイント増加しており、宮城は4.8%プラスで、3年連続で全国3位だそうです。東北でトップの場所は1957年から64年連続で仙台市青葉区の旧さくら野百貨店前の青葉通で¥3,180,000。都道府県庁所在地の最高路線価の中で11位だそうです。

路線価は、国税庁のWebサイトで公開されています。また、国税庁や各税務署に直接足を運んで閲覧することもできますので、今住んでいるところや購入を検討しているところの路線価を、調べてみるのも面白いかと思います!