都市計画とは?
皆様こんにちは。泉バイパス店の横山です。
夕べ、久しぶりにお月様を見ました☆
梅雨明けまでもう少し・・ですね。
さて、本日は「都市計画」について少しお話します。
簡単に言うと、「良いまちづくり」を行うための計画が、「都市計画」です。
そもそも、何故必要か・・というと・・・
都市計画がない場合、みんな自分の都合だけを考えた家を建ててしまったら・・・
当然、道路も誰も作らないでしょうし、道路を作るための土地を寄付として提供する人もほどんどいないでしょう。
水道やガスもひけませんよね。。。
そこで、きちんと整備された都市を作るために都市計画の具体的な規制内容を示した法律が「都市計画法」です。
様々なトラブルを回避するためにも、都市計画は私たちの生活にとって非常に重要です。
そしてこの都市計画の最も大きな括りとなるのが「都市計画区域」と「準都市計画区域」という2つのエリアで、
この「都市計画区域」を、さらに
①市街化区域・・・街を活性化させるために開発する地域
②市街化調整区域・・・街が無秩序に活性化しないように開発しない地域
③非線引き区域・・・特にプランの定めのない区域
に分けて「良い街づくり」を実現するための基盤を作っていきます。
でも、これだけではまだまだ理想の街並みは完成しません。
そこで都市計画法では更に細かな土地利用のルールを決めています。それが「地域地区」という
「都市計画区域内に定められる土地利用ルールの細則」のような制度です。
上記のように様々な制限があり、13種類の用途地域ごとに、建築できる建物とできない建物があります。
用途地域が指定されると、建築できる建物の高さや、その土地に占める建物の建蔽率や容積率が制限されることになるのに加えて、
それぞれの目的に応じて、ここは病院はOK、ここはコンビニもNGなど建てられる建物の種類も決められます。
ここまで見ても、「都市計画」には様々な細かいルールが定められているんですね・・・
そしてその「ルール」によって「良い街づくり」が進められているんですね・・・
「都市計画法」は、私たちにとって意外と身近で、生活していく上で重要な関りがあります。
本日は都市計画についてお話させていただきました☆
不動産用語はあまり聞きなれない言葉もあったりしますが、少しでも身近に感じて下さると嬉しいです。
ではまた。