カヤック吊り下げ大作戦
こんにちは。
泉バイパス店コーディネーターの三浦です。
皆さんは「いつかはやらなきゃ。。。」と先延ばししていることはありませんか?
私は所有しているカヤックをウッドデッキに置いていて、
遊びに行く時に車まで曲がりくねった細い経路をカヤックを擦らないように
搬入・搬出するのが難しい状態でした。
いつかカーポートに吊るして車のキャリアーの上にONするだけにしたいと考えていましたが
40歳のシングルマザーが一人でそんな設備を取り付けることができるのか・・・!?
と、なかなか実行できませんでした。
まるで途方もない作業のように思えるのです。
・・・いやお盆中に決行だ!!!
固い決意でアマゾンからホイストとウィンチを購入。
英語の説明書が入っていました。
「130ポンドまで」
「9フィートのカヤックならブラケットは6フィート離して取り付ける」云々。
また、イラストで設置の仕方が書いてあります。
設置する場所柄、説明書通りの取り付け方はしませんでした。
まずは購入した部品を持ってホームセンターで金物探し。
下の材料を買って来ました。
①単管パイプ、ジョイント、キャップ
②設備屋さんが使う保温材
③ワイヤー
④ワイヤーロック部品
まずは単管パイプに滑車をワイヤーでくくりつけました。
2mm径のワイヤーは1本で耐荷重20kg位でしょうか
ワイヤーロック部品は耐荷重45kgと書かれているので
30kg位のカヤックには十分なはずです。
そしてそれをカーポートの折版屋根の隙間に通します。
カーポートの梁に乗る部分には保温材を巻きクッションにしました。
勾配のついた土間に脚立、それも脚立の足の下4か所に木材を転がし
より高くした脚立の一番上に乗り(この乗り方は本当は禁止です)
結構重いパイプを重量挙げの様に肘をまっすぐ上に伸ばして持ち上げ
折版屋根の隙間に通さなければなりません。
・・・作業中に頭の上に鉄パイプが落ちてきたら嫌なのでヘルメット着用。
重いし怖いし この作業が一番の山場です。
3本の単管パイプを梁の上でジョイントで繋いだ所でミスに気が付く。
脚立の上での作業を極力減らす為滑車にロープを事前に通しておいたので、
滑車間を結ぶロープが梁下で繋がってしまいました・・・
「そりゃそうだよね」と思い、ロープだけ引き抜いて梁の上を通してやり直しです。
これで完成。
車を止めてカヤックをホイストにセットしてみました。
カヤックはゆっくり持ち上がりロックされました。
カーポートに歪みもありません。
どうやら成功の模様。
ウィンチも購入しましたが必要ありませんでした。
4つの滑車が組み合わされているので、
30Kgのカヤックは1/4の7.5kgの力で動かすことが出来ます。
若い頃は躊躇なく何でも行動に移せましたが
今は物一つ買うのにも迷ってしまいます。
しかし、今回はやってみたら買い物の時間を除いて
作業時間は3時間で終了。
工具もレンチしか使用しませんでしたし
(レンチは単管パイプのジョイントの締め付けに使用)
案外簡単に終わらせることが出来ました。
まだ他にもある「いつかやらなきゃ」の計画をこれからも
実行に移していきたいと思います。