スタッフ日記
ペットを飼うときの基礎知識
皆さんこんにちは。泉バイパス店下田です。
最近、SNSで大きなトカゲが脱走したとか保護したとかいう
つぶやきを見て思ったのですが、ペットとして流通している外国の生き物たち
いわゆる外来種が日本でも問題になっているのは皆さんご存じかと思います。
巨大なワニガメなどテレビでみたことがある人も多いのではないでしょうか。
なぜ外来種が問題なのか。ご存じでしょうか?
それらが人に危害を加えるから、在来種を食べてしまうから..
ではないんです。
結論から言うと、定着してしまうとやばいのです。
簡単に言うと日本に元からいる生き物たちの餌、住処を奪ってしまうのです。
その結果として、在来種の数の減少、最悪の場合絶滅を招きます。
皆さんも記憶にあると思います。ミドリガメ。
祭りの屋台で見たことある人も多いのではないでしょうか。
(私は世代じゃないので見たことないです..)
実はミドリガメも繫殖力の高さから安価でペット用として輸入された外来種です。
正式には「ミシシッピアカミミガメ」といいます。
今では田んぼの側溝など覗けばよくいます。
なぜそんなにいるのか。
飼育しきれずに逃がす人たちが大量にいるからです。
その結果日本の環境に適応し、定着してしまって日本の生き物を脅かしています。
今現在、日本のありとあらゆる場所で外来種が問題になっているのですが、
それを防ぐには飼育している生き物を(外国産、日本産問わず)
絶対に逃がさないことです。逃がしてしまうと罪に問われることもあります。
飼育している生き物がいる場合、必ず終生飼育を心がけましょう。
以上です。