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リフォームの知識

屋根カバー工法をしない理由

きゃっち

皆様こんにちは!

宮城県、岩手県のリフォーム&増改築ならお任せ!

リフォームのたかかつです!

大崎市、加美町、色麻町、大衡村、大和町、

美里町、涌谷町、登米市、栗原市、一関市、

仙台市、利府町、富谷市、奥州市、平泉町(西磐井郡)

を中心に、リフォームを行っています!

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今回は、屋根カバー工法をしない理由に関して、

ご説明いたします。

 

目次

はじめに

1.既存の屋根材を撤去しない

2.屋根が重くなる

3.今後の修繕費用が高くなる

屋根カバー工法ではなく、葺き替え工事がオススメ

はじめに

イエガードでは、いくつかの理由から、屋根カバー工法を

お断りさせていただいております。

屋根カバー工法とは、

古い既存の屋根材の上に

新しい屋根材を敷く工法です。

なぜ、カバー工法はしないのか。

理由は3つほどあります。

  1. 既存の屋根材を撤去しないため
  2. 屋根が重くなるため
  3. 今後の屋根修理費用が高くなるため

の3つです。

 

 
カバー工法をおすすめできない理由
についてそれぞれご説明します。

 

 

1.既存の屋根材を撤去しない

古い屋根材(スレート)には、

必ず雨水の水分が含まれています。

その水分がふくまれている屋根材を

新しい屋根材で覆ってしまうと、

ますます乾燥できません。

最悪の場合、屋根の下地まで腐食してしまい、

屋根の骨組みそのものが

崩壊する可能性も否定できません。

屋根カバー工法は、

高額なアスベストの処理費がかからない

というメリットがありますが、

業界の予想では今後もその金額は

上昇するものと思われています。

アスベスト撤去・処理を

将来に持ち越すカバー工法よりも、

屋根塗装、屋根葺き替えを

ご提案させていただきます。

 

2.屋根が重くなる

屋根カバー工法は、

屋根部には二重の屋根材を

設置することになります。

そうなれば当然、その重量は加算されます。

地震が多い日本では特に、

屋根の重量が多くなるほど重心が高くなり、

揺れの影響を受けやすくなってしまいます。

 

3.今後の修繕費用が高くなる

雨漏りなどが発生した場合、

その原因特定が困難になり、

その修理費用が高額になる傾向があります。

また、一番ネックになるのが、

屋根カバー工法を行うと、

「火災保険」が使えない可能性がある

ということです。

「風災・雪災」補償は、

突風や強風、積雪によって

損害を受けたときにその補償をするものです。

カバー工法で修理すると、

その後、風や雪の影響で雨漏りがしても、

古い屋根材に問題があって

雨漏りしている可能性も否めません。

またカバー工法では

古い既存の屋根材にネジなどで

新しい屋根材を固定しますので、

その穴が原因で雨漏りが

発生している可能性もあります。

そのため、屋根カバー工法を考える際は、

きちんと火災保険をチェックしましょう。

 

 

屋根カバー工法ではなく、葺き替え工事がオススメ

お客様の安全を守るために、

弊社では屋根カバー工法を承っておりません。

屋根カバー工法を検討するほど、

屋根の劣化が進んでいるのであれば、

屋根の葺き替え工事をおススメいたします。

安全性はもちろんですが、

金額面でも、おススメする理由があります。

屋根葺き替え工事は、

屋根カバー工法よりは高くなりますが、

屋根カバー工法をして雨漏りが発生し、

修繕することが難しく、

結局屋根葺き替えをするのであれば、

はじめから屋根葺き替えをしていたほうが

安く済んだ…という失敗談も伺います。

 

 

 

お見積もりは無料ですので、

ぜひ、一度、店舗までご相談ください。